アンリアル

Unreal


[スクリーンショット]

 

圧倒的に美しいグラフィックは、架空の世界にリアルな存在感を与えるのに成功している。
足元に広がる大地、目の前の建物、魚の泳ぐ池、全ての架空の物が、本当にそこに存在しているかのようだ。

[ビデオ]

当時の販促用ムービー。
「MMXに対応!」とか「クエイク2よ、さようなら!」などという宣伝文句に時代が感じられる。
「アンリアル」発売当時、世界のゲーマーは「アンリアル」エンジンの美麗グラフィックに度肝を抜かれた。

[ゲームジャンル]

ファーストパーソンシューティングゲーム

[ゲーム概要]

囚人達を運んでいた宇宙船が見知らぬ惑星に墜落することから物語は始まる。思わず息をのむほどに美しいグラフィックが特徴。惑星には4本の腕を持つ原住民が住んでおり、虐待される彼らを敵モンスター達から守ってあげると秘密のドアを開けてくれたりする。コンピューター相手に対戦プレイが楽しめるボットマッチが最初から採用されており、マルチプレイの練習プレイが可能。武器の発射方法が二種類あり、臨機応変に使い分けると物語を進めやすくなる。ミッションパックの「リターン・トゥ・ナ・パリ(Return To Na Pali)」も発表されている。

[その他]

■Windows
■発売元:ジーティー・インタラクティブ
 (GT Interactive)
■開発元:エピック・ゲームズ
 (Epic Games)
■英語版
■1998年4月30日発売
■CD-ROM

霧や暗闇を上手く使った演出が面白く、ハラハラドキドキさせてくれる。
こちらの攻撃をかわしたり、障害物に隠れながら攻撃して来るなど、なかなか賢い敵モンスター。
見事なまでに統一された世界観と、世界を作り上げるのに十分な効果を見せる、美しいグラフィック。
難しい設定をせずに簡単に遊べるボットマッチ。
特徴がわかりやすく、使い勝手の良い武器。
× 中盤以降、それまでに見られた見事な演出もほとんど見られず、ただのボタンやレバー探しゲームになってしまう。
× 既存の3Dアクションシューティングゲームと比べると、あまり目新しい個所が無い。
× 通路を歩いている時などにロードがいきなり行われ、ゲームのテンポを著しく乱す。
× 色々な個所が凄く凝って作ってあるのに、ボタンやレバーなどの形が真四角で恰好悪く、変に見つけやすい。

(合田のコメント)

「グラフィックがキレイで面白かった」というセリフは一見普通なのですが、考えてみると凄く変な表現だと思います。料理を見て「盛り付けがキレイで美味しかった」と言うような感じでしょうか?食べたんだかどうなんだか分かんないジャン!!料理において「キレイ=美味しい」が成り立たないように、ゲームで「キレイ=面白い」は成り立たないと思うのです。ファミ リーコンピュータ版「ドラゴンクエスト」のように、今見るとグラフィックがヘボいんだけど面白いゲームって沢山あるし、逆に「インカミング(Incoming)」や「エクスペンタブル(Expendable)」みたいにグラフィックがキレイだけど全然面白くないゲームも沢山あります。でも、この「アンリアル」はグラフィックがキレイで面白いんスよ。

「アンリアル」で表現されているのは、大自然が広がる未開の惑星。空に雲が流れ、日が沈みかけて空が焼け、川には水が流れ、水は空を映し、木々や草花が風にそよぐ、というような大自然が「アンリアルエンジン(「アンリアル」作成に使用された3D描画エンジン)」によってとても美しく、リアルに表現されています。リアルに表現されたからこそ「この未開の惑星にほっぽり出されちゃって、オレったらこれからどうしようかな?いっその事、ここで原始人達と平和に暮らしちゃおうかな」なんて考えてしまうほどに感情移入できる(のめり込める)のだと思います。

実際はグラフィックがキレイなだけではなく、操作性が凄くイイとか、演出が素晴らしいとか、マップが考えられているとか、難易度のバランスが良い、などの様々な要因が組み合わさる事で、「アンリアル」という名作が生み出されたのでしょうが、僕にとって「アンリアル」の最大の魅力は、完璧に表現された未開の惑星の大自然であり、グラフィックなのでした。

アンリアル2/PC

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